2010年08月16日

鹿→鹿肉→食卓→美味しい♪までの道のり。。。

P8065514.JPG



今年に入っての2月頃、

山暮らしの熊エッティのお家には、

こんな電話がちょくちょく・・・



「鹿が獲れちょって、あっこの山ん中おいちゅうきん、とりに行きいや♪」

「血抜きはしちゅうきね」




(訳:鹿が獲れてて、あそこの山の中に置いてるから取りに行きや。血抜きしてるから。)



がく〜(落胆した顔)

一番最初の電話の時は、家には私一人だった。

そもそも、鹿を1頭さばいて見たいと言い出したのは相棒である。

だから知り合いの猟師さんに頼んでいたのだった。

なのに、あいにく今日は留守である。ふらふら



「やっぱやめます」なんて言ったら、絶対次には電話してくれないのは、

山の猟師さん達の性質を思えば、解ってることである。

仲良くなるまでに時間が掛かり、

こんな気安く電話してくれるのは、

中々出来ない事なんである。


「はい解りました!ありがとうございます!」と

空元気で電話を切ったものの、

ボーっとしながら着替えてみる。

パーカーの上下、首にはタオル、長靴、手袋、

昔ゲットしたカナダ製のナイフも研いでみる。。。


そんなこんなで見上げればトンビがグルグル空を舞う2月の寒空の下で、

たった一人山の中で大仕事であった。

(これはマグロだから、マグロ!)と自分に言い聞かせながら。



命を頂くとは、ほんとうに凄い事である。



鹿のさばき手も、前年度まで高齢のため引退した猟師さんがやっていて、

鹿肉は個人消費に回されていたが、

歳のせいかそれも出来なくなってるようだった。


山に暮らして、山で獲れるものにかかわって行きたいと思うのだけれど、

口で言うのは簡単。

さすがに鹿を1頭さばくには、気合が要った。

それも、丁寧な作業によって、やまのめぐみを増やしたり、

生かしたり、出来るのだ。

(無駄にしたくない)

そんな思いが、自分を作動させていたようにも思う。




結局、春の前の時期に猟師さんから頂いた鹿は4頭。

内、3頭目の一回は、ニワトリ小屋の雨漏りを、

屋根に上がって大急ぎで直してる所に小3娘がトコトコやってきた。


見上げて言うのだった。


「か〜ちゃ〜〜ん、○○にい(猟師さん名)がね、

家の前に鹿おいちょくきん、ってね、いっちょいてってね、

一緒にさばきなさいってね〜」

(家の前に鹿を置いておくと言って置いてね。いっしょにさばきなさいよ。)



思わず屋根から落っこちそうになった。(爆



山の民は(本人の意識無く)テレパシー能力を備えてるんだろうか?と

思う時があるのだけれど、今回もそうだ。

さすがにこんな大忙しなタイミングで「取りに行きや」と言われたら、

今回ばかりは断っていただろうと思った。



それを家の前に置いてる・・・ってか

大根やあるまいし・・・(笑



こちらも大事に頂かせてもらいました。



P8065512.JPG

そんな話をしながら、

ミンチにして冷凍保存していた鹿肉のギョーザを

子供達と手作りの生地で包んでいく。






山の「美味しい」には、壮大な物語が有るのだぞよ〜〜〜






詳しい作業工程など参考になりますよ

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posted by くまちゃん at 08:49| 高知 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
クマちゃん
  ぐっじょぶ  微笑

その昔
近所のお子ちゃまに

池川の奥の出身の親父が
「うんうん、今度鳥が捕れたらムシリ方
見せちゃるけんの」と言ったばかりに

黙ってムシって焼いたのを
食わせるから「見せてくれんかった」と
泣かれる   爆

でも、見せたら
多分、今の団地の子供は
ショックを受けるやろなぁ  苦笑

命の上に成り立つ命は
その環境が無いと子供には
理解しにくいのかも分かりませんネ
Posted by 慧竿(けいかん) at 2010年08月16日 22:48
●慧竿(けいかん) さん

私も町暮らしの時は13年間くらいは
ベジタリアンでした。
その頃の私がこのブログ見たら、
なんと思うでしょうね〜(笑
なんて野蛮な人なんだ!とかね。

マムシ退治ですら「かわいそうだ!」と言う意見さえあるんですもの。

今の私には、身近な風土の中で育った
いただきものは、ありがたく頂くという
自然な感じかな。

奥地の山の中なんか行って見ると、
鹿が異常発生しているということが、
よく解りますし、山も甚大な被害を受けています。こんな事地元でないと解らないですものね。

子供達は面白いですよ、
全部が全部「食べる」と言うわけでなく、
時には「お墓を作ろう!」と
埋めてしまうときもあります。
その時はやはり私も花を供えて供養しますけどね。
Posted by くまちゃん at 2010年08月17日 06:03
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